１０月１９日(月）、朝から小雨が降るような曇り空の日ではありますが･･･、今日は午前中「宝泉寺観音」の見学に行く予定でした。けれど、天気が今ひとつなので、午後からに予定変更！午後からも、やはりはっきりしない天気です。　でも、意を決して見学に向けて行動開始！石畳の「ふるさと学習」の一環です。

石畳地区には「石雲山明光寺（臨済宗）」というお寺があります。そのお寺の出来る前に「宝泉寺」というお寺があり、そのお寺の跡地に観音堂を建て、観音様を祀っているのだそうです。その観音像が昭和末期になって隠れキリシタンの残して行ったマリア観音であると言われるようになった。との事です。　(石畳の里誌「つなぎ」を参考に書かせていただきました。）

　石畳小を出発して約２０分ほど歩くと「石畳の宿」が見えてきます。観音堂は「石畳の宿」の右隣にある石段を上っていったところにあります。土壁でできたお堂の中に観音像はありました。実際に観音像を目にした子どもたちは、「胸に十字が刻んであるみたいだ。」「足先が見えるよ。」「前は色が付いていたのかな。」等々、様々な発見があったようです。

　階段は少し急で、「行きはよいよい、帰りは・・・」ということで、下りるときは一人ずつゆっくり下りました。

「百聞は一見にしかず」実際に見ることで分かることや気付きはたくさんありますね。石畳地区にはこのような「隠れキリシタン」に由来するものがたくさん残っています。もっともっとたくさんの事を調べてみたい・・・と私自身が思った見学体験でした。